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2008年4月10日スタート
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週末の人が賑わう繁華街、しかも白昼堂々このような
無差別殺傷事件が起きようとは。

何だか、日本はアメリカの後を追っているように思えて仕方がない。
銃社会アメリカだったら今回のような事件は銃乱射事件になって
いたことだろう。
サバイバルナイフを持って誰彼構わず襲ってしまうなんて
常軌を逸している。しかも犯人の青年は静岡から2t車をレンタカーして
わざわざ東京まで来たのだからその計画性は明らかであろう。


なんだか日本社会の闇が一気に噴出したような今回の事件のような気がする。
それだけ潜在的に溜まったているものがあるのだろう。


それを裏付けているのが減らない自殺者、
日本では毎年3万人もの人がその命を絶っている。
だが、言うまでもなくこれは氷山の一角だ。
未遂や自殺者として認定されない(日本は自殺の認定が厳しい)例を含めれば
とんでもない数が予想される。


経済主義、拝金主義の行き着いた場所がここだったのか?


誰の言葉かは忘れてしまったが、社会が物質的に何の不自由もなく
満たされると、心の問題が次に起きるらしい。


まさに今の日本がそうだ。

戦後から目覚しいほどの経済発展を遂げたのは幻想だったのかもしれない。
その裏では闇に葬られてしまった真実が眠っている。それが
続々と白日の下に晒されているのが”今”ではなかろうか?


物質的に全てを満たされる時、何を目標に生きればいいのか
わからない人が多いのだろう?
本来ならこれだけ社会が変化したのだから教育も変えなければいけなかったのだと
思う。

ゆとり教育なんてものの前に、本気でこれからの社会を生きていくには
どんな教育が必要なのか、もっと考えるべきだったのではないだろうか?

今回の容疑者は加害者であるが、同時に被害者に思えて仕方がない。
誤解しないでほしいのは彼を精神異常を理由に無罪にすべきだと言っているわけではない。
むしろ、心情から言えば即刻”死刑”にすべきだと思う。
7人を無差別に殺したと言うのは何の弁解の余地も許してはならない。

だが、彼のような未熟な人間が育ってしまう土壌が今の日本社会には
あることは疑いようのない真実である。
それがまるでアメリカ社会を追随しているように見えて私には
仕方がないのだ。
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